1.痛風ってどんな病気か、まず症状から学ぼう。

痛風(つうふう)は、足の親指や関節が激しい痛みをともなう病気です。これは、血液中の尿酸が増加し、それが結晶化し関節に沈着した時に発作的な激痛として現れます。

kega_matsubadueこの痛さは、極めて痛く、吹いた風が当たっただけでも痛むこところから“痛風”と命名されました。名前の由来はもうひとつ、痛みの悪風にあたるという意味で“痛風”という説もあります。

この痛み(初期症状のはじまり)は、足を中心に、ときには、膝、腰、肩、肘、手や胸骨など全身の関節・骨端を移動し、1週間か10日たつとしだいに治まり、その後は全く症状がなくなります。ただ多くの場合、何もしないと1年以内に同じような発作がおこります。

痛風の発作に見舞われた人は尿酸値が上がっており、高尿酸血症となっていますが、何がきっかけで痛みの発作が起きるかは個人差があり、あまりよく解っていません。

この高尿酸血症はほっておくと、発作の感覚が短くなり、関節ばかりでなく、周囲やカラダのどこかに結節ができたり、腎臓が悪くなったり、尿路結石が出来たりします。

そして、合併症として、高脂血症や高血圧症、さらには動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中などの発症につながることのある、とても怖い病気なのです。

 





2.古くから続いていた痛風との付き合い

newton痛風は、かつては“帝王病”といわれていました。

世 界をみると痛風の歴史は古く、古代エジプトにさかのぼり、アレクサンダー大王、ローマ帝国皇帝カルロス五世、プロシア フリードリヒ大王、フランス ルイ十四世、ミケランジェロ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ダンテ、ゲーテ、スタンダール、モーパッサン、ニュートン、ダーウィン…ともうきりがありません ね。

一方日本では、明治以前にはない病気で、1960年代になって急に増加しています。これは食生活の欧米化が主因とされていますが、それ にストレスの影響も見逃せません。

そして現在では数十万人が痛風にかかっていると推定されています。そして不思議なことに患者の98%は男性です。これ は、エストロゲンという女性ホルモンが腎臓からの尿酸の排泄を促す働きがあるためといわれています。

では痛風の痛みってどんな痛みなのでしょうか?

良 く言われる初期症状は、「骨をキリでクリクリとされるような痛み」「骨が折れた時の最大の痛み」「足の指をペンチで強く挟まれたような痛み」、こんな痛みが初め ての発作の時には、突然訪れるのですからたまったものではありません。

本人は、なんでこんなに痛むのか?とにかく原因が解らないのに、急に骨が折れたよう な痛み、歩くこともできなくなってしまうのです。

しかし、二度目からになると前兆がいくつか感じられます。例えば、発作の起きる部分にチクチク、チリチ リ、ムズムズとした痛みや、違和感、またこわばりなどを覚える場合、ほぼ発作の前兆現象ということができます。

ではこんな発作がおきたらどうしたらいいのか?
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