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痛風の生活改善のための食事療法では、「1日400mgを目安にしたプリン体の摂取」ということが言われています。

プリン体とはプリン骨格を持つ物質の総称で、プリン塩基、プリンヌクレオシド、ATPなどのプリンヌクレオシド、さらに核酸に含まれます。食品中では旨み成分であり、核酸中に多く含まれるとされています。

プリン体の多い食物とは

まずプリン体の極めて多い食品、これには、レバー類(210~320mg/100g)、白子(300mg/100g)、一部の魚介類、エビ、イワシ、カツオ(210~270mg/100g)があげられます。

またプリン体の多い肉や魚は、スルメイカ、豚肉腎臓、牛肉心臓、ニジマス、牛肉腎臓、マアジ、明太子、サンマ、鶏肉ササミ、鶏肉砂肝、鶏肉手羽、鶏肉モモ(120~195mg/100g)が挙げられます。

さらに野菜はすべていいかというと、そうでもありません。

極めて多い野菜としては、パセリ、干し椎茸(乾燥)、(240mg~290mg/100g)

また多い野菜としては、乾燥大豆、ほうれん草(芽)、ブロッコリー(新芽)、ひらたけ、納豆(113mg~173mg・100g)

少し多い野菜として、舞茸、乾燥小豆、そば粉、貝割れ大根、ブロッコリー、ピーマン、たけのこ(上部)、豆もやし、カリフラワー、かぼちゃ、アスパラガス(上部)、ほうれん草(菜)、なす(50~90mg/10g)が挙げられます。

但し、以上の数値は調理方法によって変動があります。

またアルコールについては、基本的に、高尿酸血症の人は禁酒した方が良い。しかしどうしてもという場合には、1日に摂取するエネルギーの10%以下にとどめる必要があります。

その量は、ウイスキーダブル1杯、日本酒1合、ビール500ml程度となります。

以下アルコールのプリン体をみていきましょう。

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極めて多いのが、紹興酒、地ビール、ビール、低アルコールビール(4.35~11.5mg/100ml)

多いのが、発泡酒、日本酒(1.18~2.84mg/100ml)

少ないのが、ワイン、ブランデー、ウイスキー、焼酎(0.03~0.39mg/100ml)が挙げられます。ジュースはほとんど含まれておりません。

これら食品が注意すべき食品ですが、食べ方は一体どんな食べ方が良いのでしょうか?

往々にして、痛風の方は他の生活習慣病を併せもっている方が多いため、以下の点をこころがけることが大切です。





(1)エネルギーの取りすぎに注意

これは肥満防止です。

(2)バランス良く食べる。

例えば、1食の目安として、主食はご飯茶わん1杯、主菜は、魚や肉、豆腐や納豆、卵など手のひら程度の大きさ。シャケの切り身であれば一切れ程度。副菜は、緑黄野菜、芋、海藻、きのこ、こんにゃく、など。野菜は片手1杯(小鉢2杯)、芋、じゃがいもは中くらいを1個。

ちょっとさみしい感じですが、こんな感じです。

(3)  水分をたっぷり

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尿酸の排泄のため、尿量が2リットルになるくらいにし、3食以外に、起床直後、就寝前、午前・午後お茶の時間など、こまめにとるようにします。

そして甘い飲料はさけて、お茶か水でとるようにしましょう。

以上が食事を中心とした生活改善となります。