暑い日が続いたりすると、気候の変化に身体がついていかなくて、体調を崩したりすることがありますよね。
でも、仕事をしていたり、主婦で子育てしていたり、忙しいと、寝て休むということができにくくなります。
最近私は、足りない栄養素を補うことで、早く元気になれるんじゃないかと考えるようになりました。
足りない栄養素を補うには、いろんなたくさんの食材を食べて、食材から栄養を摂るのが、身体にとっては一番いいんですよね。
でも、不足しがちな栄養素を全部摂ろうとすると、膨大な食事の量になってしまいます。
そんな時、私たちを助けてくれるのが「健康食品」だと思うんです。
ひと言で「健康食品」と言ってもたくさんあります。 そもそも、「健康食品」とはどういうものなのでしょうか。
健康食品
大きく3タイプあって、特に基準があるわけではないけれど、 健康の維持・増進を目的とした「いわゆる健康食品」と言われるもの、 ビタミンやミネラルなど、健康維持のために必要な17種類の栄養素について、 一定の基準を満たした「栄養機能食品」、行政がビタミンやミネラル以外の栄養素で、 ある程度その機能・効果を認めた「特定保健用食品(通称トクホ)」があります。
- 健康食品・・・健康の維持・増進を目的としている
- 栄養機能食品・・・健康維持に不可欠な17種類の栄養素を一定の基準で満たしている物
- 特定保健用食品(通称:トクホ)
外側からはAPPSプラスEローションでスキンケアし、内側からはトクホでケアしましょう。
1億円の費用をかけて、トクホをとったら、「ヤセル」とか効果が言えるので、そういう文句をCMで伝えるために 各メーカーが取得するのですかね・・
健康食品の利点と欠点
「健康食品」は、漢字を見ても、「健康に良いもの」というイメージですよね。 でも、これにも、メリットとデメリットがあるんです。 メリットは、いろんな栄養素を手軽に摂ることができることですよね。 でも、デメリットもたくさんあるんですよ。
例えば、1日に必要な栄養素の量って、今は目安を簡単に調べることができますが、絶対に1日で摂らなきゃいけないというわけではないんです。 2日、5日、一週間など、大きなスパンで摂れていれば大丈夫なんです。 それを、毎日摂らなきゃいけないと思って、本当は1日に必要な栄養素の量を、食事できちんと摂れているのに、足りないと思い込んで、健康食品で摂りすぎてしまったりすると、かえって病気になってしまったりするんです。
特に、病気で薬を飲んでいる場合は、薬と「健康食品」を同時に飲むと、弊害が出る場合があります。 また、「天然」とか「自然由来成分」を原料として作られている製品でも、アレルギーの原因になることがあるんですよ。
「健康食品」を摂る時に一番大切なことは、本当にその健康食品が自分にとって必要かどうかを、毎日の食事の栄養と、「健康食品」の栄養成分の表示を確認して、冷静に判断することです。
そして、デメリットの部分もきちんと知っておくことが大切ですね。 それでも、やはり忙しくて食事が偏ってしまったり、いろんな栄養がたっぷりのご飯を毎日作ろうと思うと、 どうしても時間がかかったり、材料費が高くついてしまったり、毎日続けるのはとても大変です。 そこで手軽に栄養素を補える「サプリメント」の出番です!
「サプリメント」とは
日常の食生活からだけでは不足しがちな栄養素を補給するための「栄養補助食品」ですが、 摂取形態は通常の食品と違って、タブレット(錠剤)、カプセル、ソフトカプセル、パウダー(顆粒)、ドリンク(リキッドタイプ)などの形で栄養を補うものをいいます。
特定の栄養素を選択して、集中的に摂取することで、日常では摂りにくい栄養素を手軽に補い、効果的で選択的な栄養の確保を目的としています。 そのため、医薬品の薬効には及ばないものの、通常の食事による栄養摂取よりも強い生理的作用を持つので、病気の治療目的に使われる「医薬品」と、日常の栄養を補う「食品」の中間にあたる「栄養補助を目的とする食品・製品」という位置づけになります。
さて、手軽に摂れる「サプリメント」ですが、これらを作っているメーカーもたくさんあり、さらにそれぞれにたくさんの種類のサプリメントが開発されているので、どうやって選べばいいのか悩んでしまいますよね。 私もサプリメントを愛用している一人ですが、薬局へ行っても、とにかく種類が多くて、本当に悩みました。 そこで、どうやって私が選んだか、紹介します。
サプリメントを選ぶ!
サプリメントって本当にたくさんありますが、タイプに分けると、3つに分けられるんです。
- 人が生きていく上で、必ず必要な栄養素
- 摂取することで、より身体の機能が良くなる、健康を維持・増進するための栄養素
- 特定の部分に働きかける栄養素です
生きていく上で必要な栄養素
ビタミン、ミネラル、必須脂肪酸、食物繊維、プロテインなど、食物から摂取する栄養素です。 病気ではないけれど、なんとなく体調が優れない、疲れが取れない、元気がないなど、身体全体の調子に関わる栄養素です。
身体の機能が良くなる栄養素
アロエ、イソフラボン、クロレラ、霊芝、ビール酵母、黒酢などで、古くから身体に良いと伝承的に食べられているものが多く、1つ目の栄養素のプラスすることで、健康をより増進することができる栄養素です。
特定の部分に働きかける栄養素
風邪などに対する免疫力を高めるエキナセア、アルツハイマー病の治療薬として使われるイチョウ葉、気分を明るくする線とジョーンズワートなどです。
薬効を持っている植物が多く、必要な方だけが使うサプリメントです。 私の場合、生理の前後や排卵日前後になると、あごに大人ニキビができてしまいます。
また、疲れが溜まってくると、またあごにニキビができたりということを繰り返すのがずっと悩みでした。 ニキビだけを見ると、思春期あたりにできるニキビのように、皮脂の分泌が多くなったりすることが原因のニキビなのか、乾燥によるニキビなのか、「ニキビ」ってひと言で言っても、いろんな種類のものがあるので、自分がどれに当てはまるのか分からず、皮膚科にも通いましたが、全く良くなりませんでした。
私がいくつか行った皮膚科の先生は、「ニキビ」というものを皮膚の炎症としてみている先生ばかりで、とにかく今できている炎症を鎮めるような治療しかしてもらえませんでした。
皮脂量の多いことが原因のニキビができる時は、皮膚科で処方される薬なんかも効くのでしょうが、私の場合、皮脂量がほとんどないために、皮膚の水分が蒸発するのを防ぐということができにくい乾燥肌なので、皮膚科で処方される薬を使うと、肌がボロボロになってしまうということがよくありました。
そこで、なんで皮脂が少ないのにニキビになるんだろうという疑問から、自分の身体の様子と、ニキビを観察してみました。 私の場合、ニキビができるのが決まって生理や排卵日前後であることが多いので、私のニキビは、ホルモンバランスが乱れることが原因じゃないかと考えるようになりました。 皮膚科のサイトをいろいろ調べても、皮膚科でホルモンバランスを診てくださる病院は、残念ながら近くにないようでした。
そこで、ホルモンバランスが乱れにくい身体になるための栄養を摂ろうと考えたんです。 そこでいろいろ調べていくうちに、女性ホルモンと同じような作用をしてくれる栄養素があることがわかりました。 「大豆イソフラボン」です。
元々、豆腐や納豆などの豆製品は大好きで、毎日のように食べますが、生理前後や、排卵日前後になるとニキビができるということは、毎日の食事から摂れる量では足りていないんじゃないかと考えました。
そこで、薬局でサプリメントを探してみたら、「大豆イソフラボン」があったんです! ※大豆イソフラボンについてはこちらが参考になります。
そもそも大豆は、「畑の肉」と言われるくらい、良質なたんぱく質に富むだけじゃなく、良質な脂質やビタミンB1、鉄分、カルシウム、食物繊維などの栄養素を含む、とても栄養価の高い食品です。 さらに、サポニンやイソフラボンといった「ファイトケミカル」と呼ばれる、植物が作り出す化学物質が含まれています。 これには強い抗酸化作用や、免疫力を高める効果が高いとされているんです。
また、大豆に含まれる脂質には、悪玉コレステロールを下げる働きがありますが、サポニンやイソフラボンは同様な働きをする上、中性脂肪を減らし、血圧を下げる効果があることがわかっています。 さらに、これらの成分が協力して、動脈硬化や高血圧を防ぐので、脳血管障害や心筋梗塞など、いろんな生活習慣病の予防が期待できるんですよ。 さらに「イソフラボン」にはものすごい力があって、イソフラボンの化学構造式が、女性ホルモンの「エストロゲン」とそっくりで、エストロゲンに似た働きをしてくれることがわかっています。
「エストロゲン」は女性の健康になくてはならない、とても重要な役割を担っています。
動脈硬化や高血圧を防ぐほか、骨の成分が溶け出すのを抑えて、女性がなりやすい骨粗しょう症を防ぐ役割もしているんです。
また、細胞の潤いと柔軟性を守り、皮膚や粘膜を健康に保ったり、自律神経のバランスを保つ役割もしてくれます。また、更年期障害のさまざまな症状をやわらげてくれることもわかっています。 また、「イソフラボン」には優れたアンチエイジング効果があると言われているんですよ。
女性は更年期以降、コレステロール値が上がり、太りやすくなる傾向がみられますが、イソフラボンにはコレステロールの代謝を促して、体脂肪を貯めにくくするので、ダイエット効果も期待できるんです。
その他、強い抗酸化作用で老化を防ぎ、がんなどの病気を予防するだけでなく、なめらかで弾力のある肌を保つサポートもしてくれるんです。
他にも、通常の食事から摂るイソフラボンは、エストロゲンが不足していればそれを補い、エストロゲンが過剰な時はそれを抑制する働きがあることがわかっています。
そのため、エストロゲンの過剰分泌がリスクの一つとされるタイプの乳がんの予防効果があることが報告されていたり、さらには男性の前立腺がんの予防にも効果があると考えられているんです。 でも、「イソフラボン」の働きが、「エストロゲン」に似ているといっても、やはり女性ホルモンである「エストロゲン」に比べると、「イソフラボン」の作用は弱いので、毎日摂り続けることが大切なんです。
こんなに嬉しい効果があるなら、たくさん摂ればさらに効果が期待できるような気持ちになりますよね。通常の食事から摂れるイソフラボンは、いくら摂取してもエストロゲンの量をコントロールしてくれるので、摂りすぎを心配する必要はありません。
でも、サプリメントは、大豆から重要な成分だけを抽出して作られているため、通常の食事から摂れるイソフラボンの量より吸収率が高いので、過剰摂取には十分気をつけなくてはいけないんです。
サプリメントでイソフラボンだけを摂りすぎると、逆に女性ホルモンのバランスが崩れてしまうことがあって、生理周期の遅れや、子宮膜増殖症、乳がんや子宮がんのリスクが高まることがわかっています。きちんと用法・用量を守ることが大切ですね。